播州オクトーバーフェスト

播州の祭と沖縄を愛するイラストレーター まとばあきお です。自作のイラストをはじめ、日頃の出来事や日々思うことなどを書いていきます。お仕事のご依頼は「matrixakio【アットマーク】gmail.com」まで。

野球

ミスター・アンダースロー

小林繁 巨人から阪神で活躍した小林繁投手。 どうしても背中の背番号19が見えるアングルを描きたかった。 この時代の阪神のユニフォームは、背番号が他球団にはない独特のフォントだった(阪急や南海や近鉄も、何故かこの頃の関西の球団は背番号が独特のもの…

輝流ライン

www.nikkansports.com このデザインのユニフォームは子どもの頃、ある人にもらった70年代の選手名鑑の写真で見たことがある。田淵、掛布、古沢といった選手が載っていたと思う。 子ども心には「虎の牙か体の模様みたいで、何だかカッコいいな」と思った記憶…

高校野球ユニフォーム・栃木

コメントを下さった方から、「是非とも栃木県勢のユニフォームを紹介してほしい」とのリクエストを受けたので、やってみることにした。 作新学院(宇都宮市) 1962年、高校野球史上初の甲子園春夏連覇を達成。1973年には江川卓投手でブームを巻き起こした名…

高校野球ユニフォーム・静岡

静岡(静岡市) 静岡中時代の1926年、夏の甲子園で優勝(静岡県勢の夏制覇はこの時が唯一である)。戦後、静岡高となってからも1960年と1973年の夏にそれぞれ準優勝している。押しも押されもせぬ古豪だが、近年も衰退することなく頻繁に甲子園に出場している…

高校野球ユニフォーム・福岡

小倉(北九州市) 戦前から続く文武両道の名門で、夏は優勝2回。1947年夏は旧制小倉中、翌48年夏は新制小倉高として2連覇を達成した。春の選抜でも2回の準優勝を誇る。 胸のKマークが、ドイツ文字を意識したのかかなり独特のデザインだ。 三池工(大牟田市)…

甲子園 2015夏

甲子園球場に、滝川第二-中越の試合を見に行ってきた。 今日は日曜の第3試合、更に同じ関西勢の天理と智弁和歌山も登場するとあってなかなか切符が手に入らず、やっとスタンドに入れた時には既に3回に差しかかっていた。 滝川第二のエース、友井寛人投手。 …

高校野球ユニフォーム・北海道

駒大苫小牧(苫小牧市) 2004年夏、白河の関を大きく飛び越え、初めて優勝旗を北海道に持ち帰った。翌年も57年ぶりとなる夏の甲子園2連覇、更に翌年は3連覇こそならなかったものの、早実との引き分け再試合の末に準優勝。その大活躍は今も記憶に新しい。 帽…

高校野球ユニフォーム・香川&徳島

高松商(高松市) 1924年に行われた第1回センバツの優勝校であり、春夏それぞれ2回ずつの優勝を誇る香川の名門。いわゆる「四国四商」の1校をなす学校だが、1996年春夏を最後に甲子園からは遠ざかっている。1回の守備につく前の「志摩供養」は有名(現在は甲…

高校野球ユニフォーム・京都&滋賀

平安→龍谷大平安(京都市) 春38回・夏32回の甲子園出場は全国最多。特に夏の大会に相性が良く、優勝3回・準優勝4回を誇る。春の選抜は長らく優勝経験がなかったが、2014年に初優勝を果たした。純白の地に紺のブロック体で「HEIAN」とのみ書かれたシンプルな…

高校野球ユニフォーム・広島

広島商(広島市) 春1回、夏6回の全国優勝を誇る、戦前から続く名門。堅い守りとバントを駆使する「広商野球」に、しゃもじを叩く応援スタイルで有名だが、近年は甲子園から遠ざかって久しい。 一説によるとこのユニフォームは早稲田大をイメージしてデザイ…

高校野球ユニフォーム・岡山&鳥取

岡山東商(岡山市) 1965年春のセンバツで優勝した、岡山を代表する名門(岡山県勢の甲子園優勝は現在のところ、春夏通じてこの1回のみ)。ユニフォームのクリーム色は地元の名産の桃にちなみ「白桃色」と呼ばれている。 岡山南(岡山市) 1970年代後半~90…

高校野球ユニフォーム・石川&福井

星稜(金沢市) 甲子園では幾多の名勝負を演じ、数々のプロ選手も輩出。1995年夏には準優勝も達成した北陸の名門。クリーム色の上下に青い帽子のカラフルなユニフォームは、1度見れば忘れられないインパクトがある。現在は袖に学校法人稲置学園のマークが入…

高校野球ユニフォーム・神奈川

横浜(横浜市) 春3回、夏2回の全国優勝、1998年には春夏連覇も達成した、押しも押されもせぬ名門。 グレーの地に「YOKOHAMA」のロゴはすっかりお馴染みだが、1973年春の初出場優勝の頃は右のイラストのように、ロゴに白い縁取りが入っていたようだ。 このデ…

高校野球ユニフォーム・千葉&茨城

銚子商(銚子市) 「黒潮打線」の異名をとり1974年夏に全国優勝。1965年夏と1995年春には準優勝もしている名門。 紺を基調に胸に「CHOSHO」、帽子に「C」の基本デザインは昔から同じだが、ユニフォームの地の色が何故か頻繁に変わっている。1974年をはじめ、…

高校野球ユニフォーム・高知

高知商(高知市) 高松商・松山商・徳島商・高知商のいわゆる「四国四商」の中では最後発だったが、1978年夏に準優勝、2年後の1980年春に初優勝。 昔、某掲示板にて「一番暑い夏の日の一番暑い時間帯、午後の第3試合辺りが似合うユニフォーム」と書いていた…

高校野球ユニフォーム・愛知

中京→中京大中京(名古屋市) 戦前の夏の甲子園で3連覇、戦後も1966年に春夏連覇。当時の校名は中京商だったが春夏連覇の翌年に中京高と改められ、現在は中京大中京となった。現在のユニフォームはかつての中京商→中京高時代のものとはガラリと変わってしま…

高校野球ユニフォーム・沖縄

沖縄水産(糸満市) 1980~90年代、沖縄球界において大きな足跡を残した沖縄水産。1990~91年、夏の甲子園で2年連続準優勝を達成した。袖に描かれた沖縄県のマークは、まだ沖水の名前さえ知らなかった幼き日の私にも強烈な印象を残した。帽子のマークは「沖…

高校野球ユニフォーム・愛媛

松山商(松山市) 大正・昭和・平成の各時代で甲子園を制覇した、戦前から続く名門。特に夏の甲子園に強く「夏将軍」の異名をとった。三沢高との引き分け再試合を制した1969年夏の優勝は特に有名だが、個人的には「奇跡のバックホーム」を起こした1996年夏の…

高校野球ユニフォーム・大阪

浪商(大阪市→茨木市) 野球王国・大阪を代表するのみならず、全国にその名を轟かせた名門。甲子園で残した実績もさることながら、輩出したプロ選手も数多い。現在は熊取町に引っ越し名前も大体大浪商と改められたが、純白に「NAMISHO」のユニフォームは当時…

高校野球ユニフォーム・和歌山

箕島(有田市) 尾藤公監督の下、1970~80年代に春3回・夏1回の全国優勝、1979年には公立校で唯一の春夏連覇と一時代を築いた。ヘルメットは白で、肩のラインが特徴的。1970年春のセンバツで初優勝した頃は、帽子のMマークがドイツ文字だったようだ。 智弁和…

高校野球ユニフォーム・東京

早稲田実(新宿区→国分寺市) 春夏1回ずつの全国優勝を誇る名門、ご存じ早実である。早稲田大の系属校なのでユニフォームも白と臙脂の早稲田スタイル、左袖にB(businessの略か?)の文字が入っている。 もっとも昔からずっと同じデザインだったわけではなく…

高校野球ユニフォーム・兵庫

もうすぐ夏の高校野球が始まる。既に地方によっては地方大会が開幕したところもある。 というわけでこれから数回に分けて、高校野球のユニフォームをアップしてみる。 袖の文字や校章など、細かい部分は結構いい加減だが、フォントや色使いなどはできるだけ…

新ユニフォーム

<プロ野球>創設80周年の阪神 新ユニホームお披露目(毎日新聞) - Yahoo!ニュース <プロ野球>創設80周年の阪神 新ユニホームお披露目 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース 阪神タイガースの新ユニフォームが発表された。 日本一を達成した1985年のデザイ…

名将 Vol.2

昭和50年代、沖縄の興南高校で活躍した名将・比屋根吉信監督を描いてみた。 1951年9月、兵庫県尼崎市生まれ。両親は沖縄出身。 報徳学園高から大阪体育大、卒業後は社会人野球の西濃運輸でプレーした後、1976年に興南高の監督(保健体育科教諭)に就任する。…

名将

東洋大姫路高校野球部を率いた名将、梅谷馨監督を描いてみた。 1941年11月、島根県生まれ。益田産高から山陽特殊製鋼に進んで活躍した後、1963年に開校・創部した東洋大姫路高の監督に就任。当初は山陽特殊製鋼に勤務する傍ら、業務を終えるとタクシーで練習…

日本シリーズ進出決定

阪神タイガースの日本シリーズ出場決定を受けて、一気に描きあげた。左上の扇子を持っている人物は、朝日放送の道上洋三アナのつもりで描いた。 急ピッチで描いたので、やはりいろいろ稚拙な部分も多い。

甲子園 2014夏

甲子園球場に、沖縄尚学-二松学舎の試合を見に行った。 夏の高校野球の試合を見に行くのは、これでもう5年目になる。 「甲子園カレー」。甲子園では必ず食べることにしている。 沖縄尚学のエース、山城大智投手。 点が入り湧きかえるスタンド。春夏連覇した…