播州オクトーバーフェスト

播州の祭と沖縄を愛するイラストレーター まとばあきお です。自作のイラストをはじめ、日頃の出来事や日々思うことなどを書いていきます。お仕事のご依頼は「matrixakio【アットマーク】gmail.com」まで。

惜別

神戸に来てから14年間、暑い日も寒い日も、毎日のように通った銭湯が、本日をもって歴史に幕を閉じる。家の風呂よりもずっと大好きな、どんな時でも疲れを癒してくれる場所で、ご主人ともおばさんともすっかり顔なじみだったのだが、残念でならない。 須磨海…

スキー旅行

制作:2021年1月サイズ:148×100mm画材:ミリペン、コピック、色鉛筆、水性カラーペン 「お待たせー!待った?」「うーうん、全然大丈夫やで。じゃあそろそろ行こうか」駅で待ち合わせ、スキー旅行に向かう2人。 今年1月12日の「スキーの日」に合わせて、広…

松海亭

制作:2021年5月 サイズ:A4 画材:ミリペン、CG 家族旅行のイラストから十数年が経ち、少女が大人になった姿を描いてみた。 ついでに雑誌記事っぽくしてみた。 (注:内容は全て架空です) ☆ ☆ ☆ 現在、俳優・モデルとしてテレビや映画などで大活躍する山川…

連絡船で行こう

制作:2021年4月サイズ:210×148mm画材:ミリペン、コピック、色鉛筆、水性カラーペン まだ瀬戸大橋ができる前、本州と四国を結んでいた宇高連絡船。 甲板の上で潮風に吹かれながら食べる「さぬきうどん」が名物だったと聞く。 もし今でも存在していたら、か…

播州の秋祭りアートフェス2020

新型コロナウイルスの影響により、秋祭りが中止となってしまった播州を元気づけるため、播州の秋祭りをテーマとしたグループ展を以下の日程で開催いたします。 《日時・場所》10月17日(土)10~17時10月18日(日)10~16時飾磨市民センター 2階 展示室10月2…

朝の駅

制作:2020年7月 サイズ:210×148mm 画材:ミリペン、コピック、色鉛筆、水性カラーペン 久しぶりのレトロ現代シリーズ。 ここは山陽姫路駅によく似た架空の駅。 パッと見た目は現代の山陽姫路駅にしか見えないが、そのホームに入ってくるのは何故か今はもう…

【告知】コインランドリーアートフェスにつきまして

高砂市の「ヘアサロン ハル」2階にあるカフェ「はま茶」で開催していた「コインランドリーアートフェス2020」、新型コロナウイルスの影響により休止していましたが、この度、6/2から「はま茶」の店内営業が再開されることに伴い、6/28まで延長して開催される…

家族旅行

制作:2019年11月 サイズ:2800×2800ピクセル 家族旅行。またはお盆の帰省。 朝早くに家を出て、伊丹空港で土産を買って、那覇空港で親戚との待ち合わせに手間取って、親戚のおじさんは「トイレに入っていたから電話に気づかなかった」とか言い出して、おじ…

灘のけんか祭り 八家屋台の宮入

今年の年賀状用に描いた、灘のけんか祭り・八家屋台の宮入のイラスト。 大変な時期が続いていますが、今年もまたこうして盛大な秋祭りができますように。

ビーチパーティー

伊是名ビーチでのビーチパーティー。 またいつか、皆がこうして楽しめる日が来ることを願って描いた1枚。

まる富

伊是名島でいつもお世話になっている、民宿兼居酒屋「まる富」のイラスト。 左の2人は宿を切り盛りしている仲田さんご夫妻で、他の3人は私のオリジナルキャラ。

【告知】アートフェスに出展します。

高砂市の「ヘアサロン ハル」内にあるコインランドリー「ハルランドリー」で、3月31日から4月20日まで「コインランドリーアートフェス2020」が開催されます。コインランドリーをテーマにしたアートフェスティバルで、4/6には作品の表彰式とパーティも行われ…

夜行列車で行こう 2

ある冬の夜、夜行列車に乗ってスキーに向かう姉と弟。この世界ではまだ「JNR」の夜行列車が全国を走り回り、ホームには駅弁売りのおじさんや、鉄道弘済会のカートを押して物を売る人がいて、かと思えばスマホやコーヒーのチルドカップを持った人、スーツケー…

魚屋とお客と子どもたち

自転車からトロ箱を下ろす魚屋のおじさんと、お客と子どもたち。 かつて、母や祖母から「昔は自転車にトロ箱を積んだ魚屋さんが家の近くまで来ていて、『これまけてぇな』などと値段を交渉して買っていた」という話を聴いた。自分の世代など「物を買う」とい…

夏山と冬山

夏山のキャンプで乾杯する男の子3人組。 最近は若い女の子たちの間でも「ゆるキャン」が流行っていると言われるが、私のイラストはあくまで山男たちのむさ苦しいキャンプ。 冬山でスキーとスノーボードをする2人。カップルではなく姉弟。 右の弟くんはキャン…

ミスター・アンダースロー

小林繁 巨人から阪神で活躍した小林繁投手。 どうしても背中の背番号19が見えるアングルを描きたかった。 この時代の阪神のユニフォームは、背番号が他球団にはない独特のフォントだった(阪急や南海や近鉄も、何故かこの頃の関西の球団は背番号が独特のもの…

沖縄2017 Vol.3

3日目は伊是名島から本島に戻り、いつも定宿にしているコザの宿に移った。 コザの夕暮れ。 4日目に訪れた浜比嘉島の家々。うるま市のJA与那城支店前から海中道路を通って伊計島までを結ぶ小さなバスが出ており、これに乗って浜比嘉島に向かった。 小さな島で…

沖縄2017 Vol.2

今回訪れた伊是名島は琉球王朝の第二尚氏王統の創始者・尚円王(「第二」となっているのはクーデターで第一尚氏王統を倒したため)の出身地であり、琉球王国時代には王府の直轄領であった。現在の住所が「島尻郡伊是名村」となっているのはその名残である。 …

沖縄2017

7月14~18日にかけて、恒例の沖縄旅行に行った。 今回の目的地は、沖縄と奄美の間に浮かぶ伊是名島という小さな島。 那覇空港から海洋博公園を経て、今帰仁村の運天港まで結ぶ直通の高速バス「やんばる急行バス」に乗り、運天港からフェリーに乗って島へと向…

夜行列車で行こう

久しぶりのイラスト。 とある年の暮れの夜、夜行列車に乗り込む人々でごった返す駅のホームの景色である。 前に描いためんこ遊びの絵とも通じるが、昭和の日本のようで昭和の日本ではない、まだ国鉄が存在して日本全国を夜行列車が走り回りながら、人々が普…

めんこ遊び

めんこで遊ぶ子どもたちを描いた。 職場の上司と先輩が以前、「わしらが子どもの頃はようパッチンで遊んだもんや」などと話していたのを聞いて、一度描いてみたくなって描いたわけである。 「めんこ」という名前は標準語のようなもので、関西のこの辺りでは…

高校野球ユニフォーム・奈良

天理(天理市) 1980~90年代にかけて、春1回・夏2回の全国制覇を果たした名門。袖のマークは校章ではなく天理教の紋章らしい。 紫を基調としたユニフォームはすっかりお馴染みだが、古くは白い帽子の時期もあったようだ。 智弁学園(五條市) 天理高が一時…

輝流ライン

www.nikkansports.com このデザインのユニフォームは子どもの頃、ある人にもらった70年代の選手名鑑の写真で見たことがある。田淵、掛布、古沢といった選手が載っていたと思う。 子ども心には「虎の牙か体の模様みたいで、何だかカッコいいな」と思った記憶…

高校野球ユニフォーム・栃木

コメントを下さった方から、「是非とも栃木県勢のユニフォームを紹介してほしい」とのリクエストを受けたので、やってみることにした。 作新学院(宇都宮市) 1962年、高校野球史上初の甲子園春夏連覇を達成。1973年には江川卓投手でブームを巻き起こした名…

播州の秋まつりシリーズ・CM編 Vol.2

かなり久しぶりの「播州の秋まつりシリーズ・CM編」である。 今回は魚吹八幡神社の番組からいくつか取り上げる。 はなおか 「おいしいもんですなぁ~。はなおかの、焼あなご」 出演しているのは落語家の露の新治氏(昔サンテレビでレギュラーの料理番組をや…

高校野球ユニフォーム・静岡

静岡(静岡市) 静岡中時代の1926年、夏の甲子園で優勝(静岡県勢の夏制覇はこの時が唯一である)。戦後、静岡高となってからも1960年と1973年の夏にそれぞれ準優勝している。押しも押されもせぬ古豪だが、近年も衰退することなく頻繁に甲子園に出場している…

1976年の「ゆく年くる年」

www.youtube.com www.youtube.com 1976年の大晦日から1977年の元日にかけて、全国の民放で一斉に同時放送された『ゆく年くる年』の音声である。 この年の制作局はTBSだったようで、司会は田宮二郎氏、レポーターは山口百恵氏、ヘリコプターから中継している…

高校野球ユニフォーム・福岡

小倉(北九州市) 戦前から続く文武両道の名門で、夏は優勝2回。1947年夏は旧制小倉中、翌48年夏は新制小倉高として2連覇を達成した。春の選抜でも2回の準優勝を誇る。 胸のKマークが、ドイツ文字を意識したのかかなり独特のデザインだ。 三池工(大牟田市)…

播州の秋祭り2015・番外編 Vol.4

「播州の秋祭り2015・番外編」シリーズも今回が最後である。 毎年、流行の人物やアニメなどの趣向を凝らしたキャラクター提灯をつくることで知られる吉美。今年はこの人たちだったのだが・・・両脇のサングラス2人組は何処へ消えたのだろう。普段テレビなど…

播州の秋まつりシリーズ・CM編 Vol.1

サンテレビの名物番組『播州の秋まつりシリーズ』といえば、毎年この時期しか放送されない地元企業のCMが多いことでも知られている。 今回は高砂神社の番組から、特に個性的なものをピックアップしてみた。 魚亭 やつか 近年ではほとんど見られなくなった、1…