播州オクトーバーフェスト

播州の祭と沖縄を愛するイラストレーター まとばあきお です。自作のイラストをはじめ、日頃の出来事や日々思うことなどを書いていきます。お仕事のご依頼は「matrixakio【アットマーク】gmail.com」まで。

宝物を探しに

小学3年の時、国語の授業で「物語を作ろう」という内容の単元があった。

教科書に1枚の宝島の地図が描かれており、2人の少年と少女がその地図を元にどうやって宝物にたどり着くかのストーリーを考える――といった内容だったと思う。

最近になってふとこの授業を思い出し、ネットでいろいろ調べてみたら、どうもこの「たからものをさがしに」という単元らしいということが分かった。

http://www.geocities.jp/bzbzbzkoji/3nen/takaramonowosagasini.html

 

ところで、当時はTHE BOOMの『島唄』がヒットしたり、学芸会で自分のクラスが八重山民謡『安里屋ユンタ』を踊ったりして、自分も沖縄に興味を持ち始めた時期だった。そんなわけで自分は、その島を「太平洋のど真ん中、沖縄と鹿児島(奄美)の間にある小さな島」と設定して話を作ったのを覚えている。

確か主人公は空手(沖縄だけに)の得意な島の少年と、都会から来た少女だったと思う。宝島の地図はどのルートを通っても怖い動物にぶち当たることになっているのだが、少年は得意の空手で動物を次々とぶっ倒すという内容で…詳しい話の結末などはもう失念してしまったけど(その後、大人になった2人が結婚する…というところしか覚えていない)。あの冊子は今でも実家の何処かにあるのだろうか。

今なら、もう少し深みを持たせた話を作れるかも知れないな、と考えたりする。

実際の沖縄と奄美の間にある島々は、古くは琉球王朝発祥の地として扱われ、遺跡も多い。この辺を上手く絡ませることができたらもっと面白くなるかも知れない。