播州オクトーバーフェスト

日頃の出来事や日々思うことなどを、取りとめもなく書いていきます。地元ネタが多いです。

テレビの向こうに見た光景

世界で後退する民主主義 (ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース

 

私がまだ幼稚園に通っていた5歳の時、ベルリンの壁が崩壊した。

小学1年生の時、ソ連が崩壊した。

小学3年生の時、日本でも55年体制が崩壊した。

南アフリカアパルトヘイトが終焉したのも、ちょうど同じ頃だ。

幼い頃テレビの向こうに見た、壁の上によじ登って叩き壊すベルリン市民の姿、戦車の上でクーデターに抵抗を呼びかけるエリツィンの姿、クレーンで撤去されるレーニン像の様子は、今でも鮮烈に覚えている。

ある政党の党首は「山が動いた」と言ったが、正に日本を含め世界中で山が動き、独裁が終わり、いろいろなものが変わりつつあった。

今に至る自分の思考の「原点」を作ったのは、あの頃の出来事だった。

東西冷戦も、アパルトヘイトも、アジアの開発独裁も、更には日本の55年体制も、右肩上がりの経済成長も、安全神話も、私が物心ついた頃にはほとんど過去のものだった。

あれから25年が経ち、本当に山は動いたのだろうか、と最近いつも考える。