高砂神社秋祭り2014 宵宮
2014年10月10日、高砂神社秋祭りの宵宮(神幸祭)を見に行った。
御先司を担当する浜田町。後方は獅子司の東宮町。
辻では神輿振りとシデ振りが行われる。神輿を大きく揺らせば揺らすほど、神様がお喜びになると言われる。かけ声は「千歳楽!万歳楽!」
御旅所祭に先立ち、東宮町の獅子が御旅所に勢いよく走り込んできた。
疾走するだんじり。御先司と獅子司のだんじりが、御旅所の前の道を何度も猛スピードで往復した。これもやはり神様を喜ばせるためなのだろうか。
だんじりと神輿が神社の前に戻り、鳥居をくぐって神輿振りが行われる。街の人々が神輿振りに惜しみない拍手を送る。
すっかり日も暮れた境内を、馬に乗って進む一ツ物。幻想的な光景だ。一ツ物は頭人からの接待を受ける大切な役。
今年は初めて「御幣揚げ」を見た。宵宮の日の最後の神事で、一ツ物のお父さんが御幣を社殿の屋根に放り上げ、上手く乗るかどうかで1年の吉凶を占う。観衆の中からは「1回で決めーよー!」という声も。そんなプレッシャーのかかることを…。