高校野球ユニフォーム・福岡
小倉(北九州市)
戦前から続く文武両道の名門で、夏は優勝2回。1947年夏は旧制小倉中、翌48年夏は新制小倉高として2連覇を達成した。春の選抜でも2回の準優勝を誇る。
胸のKマークが、ドイツ文字を意識したのかかなり独特のデザインだ。
三池工(大牟田市)
1965年夏、春夏通じて初めての甲子園で初出場優勝。その後は現在に至るまで甲子園に出場していないため、現在まで甲子園では勝率10割の負けなしである。同校を率いた原貢監督はその後、東海大相模で黄金時代を築いた。
1960年代のユニフォームによくあるズボン番号が入っている。帽子のMマークは当時は白、現在はオレンジ色のようだ。
優勝経験こそないが、ここも小倉と並ぶ文武両道の名門。仰木彬監督の母校でもある。
白と臙脂のスタンダードな早稲田スタイルで、実際は左袖に校章が入る。
1992年夏の甲子園で優勝。あの新庄剛志選手の母校としても知られる。
胸に漢字で「西短」のシンプルなデザインだが、新庄の在学中は「NISHIDAI」と書かれていた時期もあったようだ(何故「NISHITAN」ではなく「NISHIDAI」なのかよく分からない)。実際は左袖に校章が入る。
福岡第一(福岡市)
1988年夏の甲子園で準優勝。深緑と縦縞、筆記体の「Daiichi」ロゴという基本デザインは変わらないが、ロゴに黄色い縁取りがついたり縦縞の幅が太くなったり、いろいろマイナーチェンジを繰り返しているようだ。ここでは1988年のものを掲載した。