高校野球ユニフォーム・神奈川
横浜(横浜市)
春3回、夏2回の全国優勝、1998年には春夏連覇も達成した、押しも押されもせぬ名門。
グレーの地に「YOKOHAMA」のロゴはすっかりお馴染みだが、1973年春の初出場優勝の頃は右のイラストのように、ロゴに白い縁取りが入っていたようだ。
このデザインは地元の社会人野球の名門・日本石油をフィーチャーしたものらしく、更にその日本石油はボストン・レッドソックスのビジターユニフォームに影響を受けたと言われている。実際は左袖にエンブレムが入る。
横浜商(横浜市)
戦前に何度か甲子園出場した後、戦後はしばらく低迷していたが、1970年代に復活し、1983年には春夏連続準優勝。胸と帽子のYマークは同校の校章でもあり、地元では「Y校」の愛称で親しまれている。
地の水色はマリンブルーと表現されることが多いが、同じマリンブルーでも大洋ホエールズや横浜ベイスターズのチームカラーとは随分違う。
春2回・夏1回の全国優勝を誇る名門。縦縞に筆記体の「Tokai」ロゴは他の系列校にも共通する。
ブルーグレーの地に縦縞というユニフォームは、初めて登場した昭和40年代当時としては相当に珍しかったのではないかと思う。袖のエンブレムは校章とはまた違うようだが、何を意味しているのだろうか。
1971年夏に初出場優勝。ユニフォームの地の色はグレーがかったアイボリーのようなベージュのような独特の色あいで、調べるのに苦労した。実際は左袖にエンブレムが入る。
慶応(横浜市)
前身は1916年夏の中等野球で優勝した慶応普通部。当時は東京だったが後に神奈川に移転した。長らく甲子園からは遠ざかっていたが2000年代に入って復活、甲子園に数回出場している。2005年春の選抜ではベスト8に進出した。
ユニフォームは基本的に慶応大とほぼ同じ。実際は左袖にエンブレムが入るようだ(写真によっては入っていないものもあった)。