播州オクトーバーフェスト

播州の祭と沖縄を愛するイラストレーター まとばあきお です。自作のイラストをはじめ、日頃の出来事や日々思うことなどを書いていきます。お仕事のご依頼は「matrixakio【アットマーク】gmail.com」まで。

家族旅行

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家族旅行。またはお盆の帰省。

朝早くに家を出て、伊丹空港で土産を買って、那覇空港で親戚との待ち合わせに手間取って、親戚のおじさんは「トイレに入っていたから電話に気づかなかった」とか言い出して、おじさんの車で沖縄道をすっ飛ばして、途中のインターチェンジで降りて、恩納村のレストランでお昼を食べて、海を見ながら58号線を北上して、名護のスーパーで旧盆の買い物をして、大慌てでやっと運天港に着いて、どうにかフェリーに間に合って、パパとママの故郷である伊是名島へ向かう。

 

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ママの運転する車で島をドライブ。

途中で親戚や知人の家に顔を出したり、お墓でウートートーをしたり、島の店で買い物をしたり。

「パパやママの小さい頃は、道路もこんなに舗装されてなかったんだよ」という話を教えてもらう。

 

「パパの友達が昔、車に乗ってたら警察に止められたんだ。
『運転手の君、名前は?』
『運天(うんてん)です』
『助手席の彼女の名前は?』
『恩納(おんな)です』
『後ろの君の名前は?』
『仲間(なかま)です』
しまいに『君ら、警察をバカにしてるのか!』って怒られたんだ」
「パパ、その話もう30回くらい聞いたで」

 

   ☆   ☆   ☆

 

「家族でドライブをするイラスト」といえば大抵、お父さんが運転手をしているパターンが多いが、それでは面白くないと思い、敢えてお母さんに運転させてみた。

お父さんは恐らく、親戚や知人の家で「車を運転してはいけないもの」を口にしたに違いない。だからこんなジョークを言い出したのかな。

【告知】アートフェスに出展します。

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高砂市の「ヘアサロン ハル」内にあるコインランドリー「ハルランドリー」で、3月31日から4月20日まで「コインランドリーアートフェス2020」が開催されます。
コインランドリーをテーマにしたアートフェスティバルで、4/6には作品の表彰式とパーティも行われます。
私の作品も出展いたします。

夜行列車で行こう 2

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ある冬の夜、夜行列車に乗ってスキーに向かう姉と弟。
この世界ではまだ「JNR」の夜行列車が全国を走り回り、ホームには駅弁売りのおじさんや、鉄道弘済会のカートを押して物を売る人がいて、かと思えばスマホやコーヒーのチルドカップを持った人、スーツケースを転がして歩く人がいる。

そんな昭和のようで昭和ではない、現代のようで現代ではない、まるで昭和と現代がチャンポンになったような世界、それが「レトロ現代」。

魚屋とお客と子どもたち

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自転車からトロ箱を下ろす魚屋のおじさんと、お客と子どもたち。

かつて、母や祖母から「昔は自転車にトロ箱を積んだ魚屋さんが家の近くまで来ていて、『これまけてぇな』などと値段を交渉して買っていた」という話を聴いた。
自分の世代など「物を買う」といえば、店に行って値段のついている物を買った経験しかなく、値段のついていない物を「もう少し負けてくれ」と交渉して買う、というやり方がよくわからなかったので、それがすごく新鮮に感じた。


「刺身は10分くらいかかりますけど、大丈夫でっか?」
「わかりました。後でこの子に取りに行かせまっさかいにな。これ、おばあちゃんはちょっと用事があるし足も悪いさかい、お刺身ができたらあんたが取りに行くんやで」
「ハーイ」
「おい坊主、売り物なんやからあんまり魚を触ったらいかんど」
「大丈夫やって。ちょっと見とっただけやって」
「あんた、魚屋さんもあない言うてはるし、もうそろそろ帰るで」