灘のけんか祭り2014 本宮
2014年10月15日、灘のけんか祭りの本宮を見に行った。(宵宮の記事はこちら)
妻鹿の獅子だんじりが宮入りする。
社殿に鎮座する3基の神輿。一の丸に応神天皇、二の丸に神功皇后、三の丸に比咩大神が祀られている。
3本の神輿幟を立てた木場の氏子たちが社殿に向かう。目の前を気絶した人が運ばれていったのには驚いた…。
まずは境内での神輿練り。
神社の西側、御旅山のふもとに広がる「広畠」(ひろばたけ)に、露払いを務める松原の獅子屋台が走り込んできた。
シデ棒を使って獅子屋台を高く差し上げ、一気に地面に叩き落とす。中で太鼓を叩いている人は大丈夫なのだろうか…。
いよいよ祭のクライマックス、神輿合わせが始まった。激しければ激しいほど神意に叶うと言われる。正に「けんか祭り」とはよく言ったもので…。
妻鹿、中村、松原の3台練りが始まった。
東山、妻鹿、宇佐崎の3台練り。
ほとんどの屋台が御旅山に向かい、最後に残った東山と八家の練り合わせは、過ぎゆく祭を惜しむかのようにいつまでもいつまでも長く続いた。
見に来たのは初めてだったけど、さすがは名にしおう灘のけんか祭り、その名に恥じぬ迫力と豪快さだった。来年も是非また見にきたいと思う(目の前でけが人が運ばれていったのは驚いたけど…)。